上杉顕定書状(色部氏宛)

◆上杉可諄書状(うえすぎかじゅんしょじょう)
新潟歴史博物館より
資料ID:35203
コレクション名:越後文書宝翰集
指定:重要文化財

   上杉顕定書状_色部氏宛01.jpg

解説
永正5年(1508)、関東管領の上杉顕定が色部昌長に宛てた書状。この前年、越後守護上杉房能は守護代長尾為景によって自刃に追い込まれたが、その後色部氏は本拠に退き、進退が定まらない状況となった。そこで色部氏は上杉顕定に相談し、顕定が為景に申し届けると伝えている。顕定が翌永正6年に為景を討つために越後に侵攻したことはつとに知られるが、この時点ではまだ対立していなかったことがうかがわれる。なお古文書の右側に2本の線が見えるが、古文書に封をしたときに引いたもので、「墨引」という。


   関東管領が弟の越後守護上杉房能の敵を討つため出兵して返り討ちになった今までの説
   今は違うらしい、その根拠となる文書のようだ。とりあえずメモっといて後で研究だ。

  • 最終更新:2017-04-22 18:12:35

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